>>573
このドラマの魅力は、キャラクターの善と悪が明確ではなく入り混じっていることにあると思っている

シオンは最初から嫌な奴で悪よりなんだが、最終的に、あなたは善人だ、と許される
最後はつきものの落ちたような表情で、死んでいく
ハウンドは子供を殺したりジョフリーの猟犬として糞みたいな男だが、心開かないハウンドが最後に、
「復讐なんてやめろ」とアリアを止める

だからデナーリスは善なのに悪におちた、みたいな皮相な見方がこのドラマほど似合わないドラマもないんじゃないかと思う
デナーリスには善い心があり助けたい、殺したくないという心は十分あったことはちゃんと描かれている
それでもなお、子供を殺され、裏切られ、ないがしろにされ、軽視され。王座を奪われようとしている
しかも自分には正当性がない。しかし、今までこのウェスタロスの玉座のために生きてきた彼女には放棄する道がない
だからこその、逆鱗であり、この怒りは市民にむけられたのではなく、ティリオンやジョン、サンサに向けられたものだと思う
ないがしろにできるのかという挑戦のような