『サーセイがトメンを敢えて自殺に追い込むことを予見したうえでベイラー大聖堂を爆破した サーセイが着ていた喪服を想起させるドレスだったのはトメンが自殺するのを知っていた証拠…』

この考察は割と簡単に無駄な深読みだと論破できるのよね

ミッサンデイを捕らえこれ見よがしに残酷にサーセイを処刑しようとするサーセイに、女王の手でありサーセイの性質、悪癖、行動パターンを知り尽くし、実際ブラックウォーターの戦いでは姉に殺されかけたティリオンが説得に行く。或いはナイトキングとの人類存亡の戦いがあるから休戦を申し込みに諸侯が集まった際もサーセイとの話し合いが難航した時ティリオン自身が「自分が、1番姉を知っている」と1人サーセイの元に赴いている

その話し合いの時、ティリオンは2回とも「お前は怪物じゃない。お前は誰よりも子供を愛した。自分の命よりも」そう言ってサーセイの弱味で泣きどころである(サーセイがどれだけ子供を愛したか)この事実だけを(要するに悪に魅入られ後には一歩も引かないサーセイの素顔を唯一知るティリオンが最後の手段として情に訴えかけた訳)
この時、サーセイは2回共、冷酷無比な悪の象徴のような表情が、脆く崩れて涙顔になってる。あの緊迫した状態で、サーセイが(本当はトメンを愛していなくて自殺に追いやった極悪な母親という複雑な人間なら)あんなに脆く涙腺が緩む訳がないんだよね
子供だけを愛し抜いた母親を演じる実は心優しい母親の一面をミッサンデイを冷酷に殺す強い女王像を簡単に敵の前で晒す理由がない
一瞬でも弱腰な表情を見せる意味がないし、本当にトメンの自殺を黙認してただ自分の地位を安泰に保つ為だけにベイラー大聖堂大爆破及び大虐殺という太閤にあるまじき残忍な行為を行った人間なら、簡単に子供の死や子供への愛に言及され、「おまえは怪物じゃない」と、言われたくらいで条件反射のように涙腺が緩んだのは、やはりそこだけは事実だからなんだよ。演出側も、サーセイの複雑な二面性を描く利点がないし

悪の女王サーセイの弱みで泣き所が亡くなった子供達だったのは事実。あの悲しいサーセイの表情が嘘の上に成り立つとしたら、サーセイが人気キャラになる訳もなく。

だから解る人にだけ解らせる裏設定というのも無理がある。自殺知ってた説は、サーセイも視聴者もトメンも誰も得しない展開だから。