介護職員一斉退職 入居者転居へ

福岡市博多区の住宅型有料老人ホームで、介護職員が一斉に退職し、
入居者が十分な介護を受けられずに全員が転居を余儀なくされる状態になったことが関係者への取材で分かりました。
福岡市は、入居者の転居先などについて施設側と対応を協議しています。

関係者によりますと、福岡市博多区にある住宅型有料老人ホーム「リリーゆたか」で、
介護にあたる11人の職員のうち少なくとも8人が一斉に退職することが決まったということです。

施設の経営者と職員などとの間に、給料が適正に支払われていないことをめぐるトラブルがあったほか、
施設の賃料もここ数か月、未払いになっていたということで職員の退職はこうしたことが原因になったとみられます。

施設には現在、あわせて31人の高齢者が入居し満室となっていますが、
職員の退職により十分な介護が受けられず、全員が転居を余儀なくされる状態になっているということです。

施設は今後、入居者の転居先を4月末までに探したいとしていますが、職員も限られる中、難航することも想定されます。
事態を把握した福岡市は、3月15日に施設を訪れ状況を調べるなどしていて、入居者の転居先などについて施設の経営者などと対応を協議しています。

03月25日 12時24分
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20190325/0003974.html