栗原市にある老人ホームが、入所する認知症の高齢者に対して外出しないよう玄関のドアをロックするなど、不適切な身体拘束を行っていたなどとして、県は9月30日、老人ホームを運営する会社に、再発防止を求める改善命令を出しました。

改善命令を受けたのは、栗原市若柳川北にある老人ホーム「和らぎ川北舘」です。
県によりますと、老人ホームでは職員が認知症の高齢者2人に対し、玄関のドアを2重にロックした上で、ドアのそばにソファーを置いて外出を妨げるなど、不適切な身体拘束を行っていたということです。
また、個室であるのに、併設するデイサービスの利用者を宿泊させたほか、栗原市などの検査の際、実際には行っていない職場内研修の記録を偽造して示していたということです。
老人ホームの関係者から「虐待が行われている」という通報があり、ことし6月に県と栗原市が立ち入り検査を行ったところ、不適切な行為が発覚したということで、県は30日、老人ホームを運営する会社に法律に基づいた再発防止を求める改善命令を出しました。
また、栗原市も併設するデイサービスの新規の受け入れを3か月停止する処分を行いました。