>>575
中度棟にいた時のこと、そこに重度棟にいた先輩職員Aさんが入ってきた。
Aさんは指導熱心な方で、手が出てしまう自分でさえ戦慄を覚えるほどに
危険な職員だった。

だがAさんは来てから、わがままダウンや、職員によってこだわるか決める自閉症
利用者に優しく接し、髪を掴まれても叩かれても手を出さずにいた。
新しい部署で暴力職員でなく優しい職員として再出発したかったのだろうと思う。

それをいいことに特にわがままダウンはつけあがり、挨拶代わりのように物を
投げつけたりする日々が続いていた、Aさんの危険さを知る自分はわがままダウンに
本当は怖い人なのでいうことを聞くように言っていたが無駄だった。

そんな日々が続いていたある日、もう1個プリンをくれとワガママを言っているダウンを
無視していたAさんに上履きで頭を叩くということが有った。

もうこれはいけないと思ったのだろう、Aさんはわがままダウンをゴミ袋を投げるように
つかんで壁に投げ飛ばし、すかさず蹴りを連発していた。小さい声でダウンの
「ごめんなさい」という声が聞こえたのでその時点で悪い性根は折ったはずだが
Aさんはその後も指導を加えていた。怖かったが、「そのへんで勘弁してやって
下さい」というとやめてくれた、しかしそのころにはダウンの漏らしたションベンで
床、ズボン、靴下、靴がションベンでビタビタになっていた。

それからはダウンも言うことを聞くようになり、その光景を見た自閉もビビってAさんに
ワガママこだわりをしなくなり、Aさんも、えっなんで?という些細なことでも指導を加える
いつものAさんに戻った。

残念ながらこういう奴らには優しさよりも、やったらいけないことを頭に刻みこんでやる
指導が有効になる。