南米コロンビア南西部のプトゥマヨ県で3月31日夜、大雨による川の氾濫(はんらん)と土砂崩れが起きた。報道によると、少なくとも254人が死亡し、200人が行方不明になった。けが人も400人に上っており、サントス大統領は1日、災害緊急事態を宣言。軍や警察が現場で救助と捜索にあたっている。

 被害があったのは人口約4万2千人の県都モコア。31日夜から激しい雨が降り、周囲の複数の川が急速に増水。川から水があふれて土砂崩れを招き、家や橋などを破壊した。住民は屋根によじ登るなどして避難。町では停電が起き、飲み水がない状態が続いている。約2千人が避難所で過ごしているという。

 現場を訪れたサントス氏は「1カ月の降水量の30%にあたる雨が一晩で降った」と説明。被害について「非常に残念だ。我々の心は常に被災者に寄り添っている。支援のためにあらゆる手を尽くす」と語った。(ワシントン=田村剛)

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