生命に競争があるように、歴史にも勝敗がある。
“現在”とは正しい選択、正しい繁栄による勝者の歴史。
これを汎人類史と呼び。
過った選択、過った繁栄による敗者の歴史。
“不要なもの”として中断され、並行世界論にすら切り捨てられた“行き止まりの人類史”――
これを、異聞帯ロストベルトと呼ぶ。