方言連続体の何たるかが、このやりとりでよく分かる。

・いっちょん分からんけ、聞きようやん。しゃーしいちゃ(北九州)
・いっこも分からんさかいに、聞いてるやんか。やかましいっちゅうねん(大阪)
・一向、分からぬけに、聞き居るではないか。せわしいとや(文語調に逆翻訳)
・一向分からずけに、聞きゐるにあらずや。煩しきことぞ(文語=古代京都)
・ちいとも分からんもんだい、聞いとるじゃんか。しんじゃまだやあ(愛知県豊橋(東京と大阪の中間))
・てんで分かんねえから、聞いてんじゃねえか。うざってえっつてんだよ(東京(伝統風味の強い首都圏方言))

文語的再構成形は別にして、居住地から見て、2つ隣くらいまでは、なんとなく分かるのだが、
3つ先からは難しいという感じだろうなあ。
最後の意味が比較的通じるのは、首都圏方言と東京方言が、首都特権で全国に知られているから。
時代劇で「なんちゃって江戸語」が垂れ流しなので、東京方言についても下駄が履かされている。

大阪と北九州の間に広島か岡山を挟むと、もっと正確になると思う(俺が再現できないだけなのですまん)