福井市周辺には無アクセント化する前に二型の三国式アクセントが分布していたと思われる。
三国式は「風が/海が/雨が」HHL又はLHL 「川が/山が」LHH又はHHHなど。拍の数が増えてもアクセントの数は二種類だけ。

1980年頃の調査で福井市内の老年層には助詞をつけると無アクセントだが、助詞を付けずに言い切りの形で発音して貰った場合にのみアクセントが存在したみたいだ。その場合は三国式と一致したらしい。145/23。
旧今庄町には二拍名詞が123/45というものがある。
嶺北の大野にある垂井式は14/235の別れ方をしているので、その垂井式が昔は嶺北全体に広く嶺北全体に分布していたという事は無い筈。一度合流してしまった14類と235類から其々もう一度分岐させて…みたいな事をしなければならないけから無理だろう。
例えば最近45類が合流してしまった京阪神の若者でさえ、もう何が本来の4類で何が本来の5類かなんて分からない筈だ。一部の語彙レベルのアクセントの乱れなら修正出来るが、完全に合流してしまうと無理だ。

京阪式から其々直接変化したのではないだろうか。二拍名詞だけ見ると、いずれも23類が合流している点で京阪式と同じだし。