1993〜6年に全国の中学生を調査した結果だと、「踵」を何と言うかの調査では近畿七府県の中学生ほぼ全員がカカトと回答している。
本来の方言では近畿地方でカカトを用いる地方は三重県の愛知寄りの一部地域でしか確認されて居らず、全国的にも西関東や一部の東海など少数派の語彙だった。一見すると方言が残ってそうな和歌山や滋賀などもほぼ壊滅状態だった。
近畿方言では踵の事をキビス、トモ、カガト、オモシリなどと言う。

同じ調査で「降ってるから」の「から」を何と言うか調査すると、やはり多くの人が共通語と同じ回答をし、サカイ、サケ、は少なかった。
三重だけは方言型であるデと答える人がそれなりに居たが、大阪と和歌山で特に本来の方言型である筈のサカイの回答が少なかったが、他の県も五十歩百歩であり絶滅しかかっている事には変わらない。
これらの調査は1980年頃に生まれた人を対象に1993〜6年に行ったもので、現代の中学生はもっと方言が衰退している筈。
本来の近畿方言ではサカイ、サケ、ヨッテニ、デなどと言う。