ピコ太郎はテクノだ。

ドイツのクラフトワークを祖とするテクノは、それまでの
ロック・ポップに対するアンチテーゼだった。

ロック・ポップは「俺はお前を愛してる」という歌詞ばかりで、
結局のところ「俺は子孫を残したい」という恥ずかしい決意表明ばかりだった。

それではかっこ悪すぎるということでクラフトワークが歌詞にしたのは
高速道路、電卓、放射能、超特急・・・・

愛とか恋とか信念とはまったく無関係な無機質なものをテーマにした。

ピコ太郎もそうだ。パイナップル、アップル、ペン。
まったく歌詞に意味がない。加えてルックス、ダンスにもまったく意味がない。
このメッセージ性の欠如こそ、テクノ魂の根幹だ。