「我こそは最強のトラックメーカーぞ!!と名乗り出る者はおらんのか!」
区議会議員・森元は立ち上がり、挑発的に腹をポオンと叩いた

「歌詞はここにある!あとはオケだけぞッ!!!」

シーン・・・
(クッ)───ゴブリンは無意識に挙手しようとしてしまっていた己の右手を左手で制していた

(罠、罠よ絶対に──大体にしてボキは駆け出しのG25世代(※月収25)とはいえども
 プロのコンポーザー兼アレンジャー!! アストラル世界がどうのこうのいってる文字ラッパーのために
 虎の子のトラックを提供するなどできないに!!!)

ゴブリンは”ここは様子見”───
ポケモンで言うならば初手ダイマックスダイウォールという超超安定択をとった

区議会議員・森元は追い打ちをかける
「DTM板というのに誰ひとりトラックを披露せぬではないか!!」

(アチャー)
(一応、痛いとこついてる、コトにしとこか───)

ゴブリン族はHIDEチャンバッシングに一生懸命
「この粘着質な毒ゴースト属性め!!ヒョウモン毒トカゲモドキめ!!」と罵倒する割に
ゴブリン自身が曲をアップできないドグマに陥っているのだ

曲アップしないまま「こっち向いてよ」的なコメントをブロックされないSNSであるのをいいことに連投しまくっている

確かに、ネ───ボキはプロだからNDA(※秘密保持契約)的にアップできないんだケド
「ほかのゴブリンはアップしてもいいと思うに!!」

さすがは区議会議員の森元である
意図してか意図せずか、ゴブリンの一匹を味方に引き入れることに成功していた