バランス接続で変わることは2点あり、1つは左右の共通インピーダンス。
3極フォンプラグでは左右のグランドが共通になっていて、しかも左右のドライバーユニットのマイナス側からフォンプラグのスリーブに来る前に電線が1本になっていると共通インピーダンスが1Ω以上になったりする。
すると左右逆相のクロストークが発生し定位に影響する。
3極フォンプラグでもスリーブのところまで左右のマイナスの線が別々に来ていればクロストークは最小限になる。
しかしバランス接続なら左右プラスマイナスの線が全部独立しているのでこの問題は根本的に発生しない。
もう1つはアンプ側の都合で、バランス駆動すると片電源でも出力コンデンサを追放することができ特性が良くなる。
スピーカーのパワーアンプのように正負2電源にすればバランス駆動しなくてもいいのだが、デジタル系は片電源なのでバランス駆動の方が相性が良い。