アーティストになれない職業クリエイターでも、時間をかけた作業結果を納品すれば幾らかの収入を得ることができた。
音楽やアートが多少なりでも生活の糧になるなら、「特別な自分」に酔ってしまうのも無理はない。
社会の中にそんな職業クリエイターがゴマンといる。
みな誇りをもって働き、時間と引き換えに仕事を納品している。
「俺はサラリーマンとは違う」
「アーティストじゃないが、創造することで飯を食っている」
「俺はクリエイター」

夢も酔いもはいつかは覚める。

やさしかった時代が終わる。

作業は常に効率化と自動化の天秤にかけられる。

クリエイターは無くなる。
いや、もともと「何でもない自分」だったのだから。
本物のアーティストだけが稼ぎ称賛を得るという元の世界に戻るというだけ。