ただ弱点もある
たとえば、MIDI鍵盤でのリアルタイム演奏。

いくらピアノロールで打ち込みしたらリアルな音色とフレーズが生成できても、リアルタイム演奏に追いつける速度で生成できない場合は、生演奏ができない。
生楽器系のソフト音源の大多数がAI化しても、当分は生演奏用に今まで通りのPCM方式を使う、ハイブリッド方式になるだろうと思う。
とはいえディスク容量を圧迫するわけでなく、生成した音色をバッファに入れて、それを生演奏用に旧来のPCM方式で演奏ができる、みたいな方式になるだろうね。

音源は上記の通り簡単で今すぐ実現可能だけど、エフェクトプラグインのAI化は?そっちはあらゆるエフェクターの処理がリアルタイムでできるようになるまでは厳しいかもね。
もう実現できているのは、周りに雑音や環境音がする環境でもヴォーカルだけを分離したり、リバーブを除去してドライにしたり、すでにプラグインいくつかあるよね。
エフェクターはAI化すると、そういう魔法みたいなことが実現可能になる。
そういうプラグインのおかげで、吸音対策も防音対策も一切していないただの部屋で、マイク録音して、環境ノイズと残響を取り除いて、スタジオで録音したような音が生成、とか、宅録ミュージシャンには革命的なことも起きる。

もしDAWが上記の生楽器AI音源を搭載したら、生楽器サンプル系のメーカーは廃業になってしまう。
DAWメーカーにとってはますますの稼ぎ話ではあるけど、サンプル系のメーカーにとっては試練になるだろうね。

そもそもそういった生楽器AI音源はユーザーインターフェイス的にも使い勝手的にも、DAWメーカーがDAWと融合して直接DAWでやるのが一番自然なんだよね。
外部ソフトに生成させて、従来のプラグイン経由で鳴らす方法もあるけど、まどろっこしいし。DAWのピアノロールで直接生成できる方が便利で自然。
従来のプラグイン方式はAI音源にはちょっと向いていないのよね。