TEまで走ったので一応ネタバレ含みで感想壁打ちする

ネット黎明期からサーフィンしてきたオタクしか知らないネタが、満遍なく入っており面白い、というのは最初60分の感想だった
だけどTEまで走ると、どちらかといえば人間におすすめしたくない作品。
どちらかといえば、Lain、さよ教やそれらしき作品を全て混ざった毒電波と悪意を喰らった気分だった。
あめちゃん(=超てんちゃん)との同棲よりも、作者であるにゃるら氏との対話だなと強く感じた。
氏は、本作のあらゆるエンディングはオープンエンディングといいながら、エンディング後のボタンは説教くさくて蛇足。「生放送主なんかをやめて、鬱を治し大人しく資格を取りにいく」というのは個人的にあめちゃんが一番救われているエンド。なぜ「生きるのにストレスのも必要」という説教が入る?鬱病は並のストレスだと数えられるのか?
作中のメンヘラ像は極めてストレオタイプ的なものであり、深みがない。氏は、戯謔的にメンヘラという記号を消費したいのか、はたまたこれこそが氏の考える理想の「メンヘラ美少女」なのか。
結局にゃるら氏の価値観を受け入れられるならば良作。でも私にはネットユーザー、生放送主、そしてメンヘラという群体への強い風刺と高みの見物だと感じた。
要は「インターネットをやめろ」と叫んでいる本作は、結局一番ネットに強く寄生しているところが、自分的には最も面白いポイントだった。