7/10(金) 11:29配

リアルサウンド

 7月7日から放送が始まったアニメ『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』。前評判通り、原作コミックほぼそのままの内容でのアニメ化となった。

【写真】超絶作画で描かれた『攻殻機動隊』草薙素子の原画

 士郎正宗のコミック『攻殻機動隊』は1995年の劇場用アニメ映画化をはじめ、テレビアニメや配信作品、ゲームといった形で幾度も映像化されてきた。が、原作コミックに忠実な映像化はこれまでされておらず、いずれもアレンジや翻案を交えた作品となっている。

 原作コミックがそのまま映像化されてこなかった理由はいくつか考えられる。まず映画化を前提とした場合、コミック版の作り自体が映画の尺に向いていない。コミック版一冊目は12のエピソードで構成されており、それぞれが独立した内容になっている(連続している場合もある)。サイバーパンク的な設定が重要な作品だが、構造自体はいわば「連作刑事ドラマ」的な作りになっており、一本の映画に収めるのにはアレンジが必要だ。なので、一番最初の映像化となった押井守監督の映画版では、主人公・草薙素子の実存のゆらぎと「人形使い」との邂逅に焦点が絞られることになった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ad1077a70d6f78997361c3037b5b1fff7c95c572