2025.06.25 Wed posted at 18:10 JST
ロンドン(CNN) 英ロンドン東部、イースト・エンドの一角に位置するホワイトチャペル地区。19世紀末に同地区周辺で起きた猟奇的な連続殺人は「切り裂きジャック」事件と呼ばれ、今も未解決のままだ。この事件をテーマにした街歩きツアーが旅行者の人気を呼ぶ一方で、地元住民は反感を募らせている。
ある日の夜8時。同地区のマイター広場では、3組のツアー団体が場所取り争いを繰り広げていた。被害者の一人、キャサリン・エドウズさんの遺体が見つかった現場だ。遺体は顔面を切り裂かれ、腎臓を取り出されていた。
ロンドン旅行の見どころとして、バッキンガム宮殿、タワーブリッジやアフタヌーンティーとともに挙がるのが、「切り裂きジャック・ツアー」だ。しかし一部の住民は、商売が行き過ぎだと感じている。
殺人事件をテーマとするツアーは、これまでも世界各地で催されてきた。悲劇の現場を訪れる「ダークツーリズム」の研究者、英セントラル・ランカシャー大学のフィリップ・ストーン博士はCNNとのインタビューで、殺人犯の切り裂きジャックは年月の経過とともに「ある意味、架空の人物へと変貌(へんぼう)を遂げた」と指摘した。
https://www.cnn.co.jp/travel/35234712.html
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