このおっちゃんもだいたい俺と同じ意見だな

http://keijimatsumoto.blogspot.jp/2014/03/d-wavenp.html
今まで、量子計算でNP完全問題を効率的に(=多項式時間、bounded errorで)解こうという話でまともな
ものは見たことがない。で、ざあっと見るにD-Waveもあまり有望そうに見えない。

また、NP完全問題に対応する最適化問題も、誤差を許すなら効率的に解ける場合が多くあることを知った。
たとえばナップザックなどもその典型例である。ちなみに、私が遺伝的アルゴリズムを勉強した時、数理科
学に連載されていた記事のシリーズでは一生懸命ナップザックを遺伝的アルゴリズムで解いていた。名高
い巡回セールスマン問題も、有限次元空間に埋め込まれている場合なら効率的近似アルゴリズムがある。

D-Waveの機械はどうなるのだろうか。まず、彼らの機械は量子性があるか無いかという時点で引っかかっ
ている。仮にあったにせよ、その程度は弱そうな感じがある。仮にすごく楽観的になって、ある程度強い量子
性があったとしても、私は率直に言って厳しいと思う。一つには、そのアナログ的な構造ゆえに、誤差の問題
が厳しいと思うからだ。ただ、問題はそれだけではない。

量子アニーリングは、端的にいって、最適化問題をハミルトニアンの形で表現し、基底状態を生成するプロセ
スを構成するのである。

しかし、これは明らかに方向性がまずい。なぜなら、基底エネルギーを求める問題はQMA完全な問題だか
らだ。


しかし、ちょっと難しく考えすぎで、QMAとか言い出すまでもなく、「最適化問題をハミルトニアンの形で表現」
するときに誤差があれば基底状態が解ではなくなることに気づいてないようで

俺はD-waveの仕様書でハミルトニアンの相互作用調整に8ビットだかのDACが使われてるのみて、一発で
気づいたけどな