ペイロードフェアリング(英: Payload fairing)は、打上げ用ロケットを構成する重要な
要素の一つで、ロケットの先端部分の部品である。

■フェアリングの不具合による失敗

2009年2月24日、NASAのOCO衛星が軌道投入に失敗した。原因はトーラスXLロケットの
フェアリングが分離に失敗し、フェアリングの質量が余剰となったためと推定されている。
衛星は南極近海のインド洋に落下した[11][12]。

同様のことが2009年8月25日韓国初となる人工衛星の打上げを行ったナロ号にも
起こっている。フェアリングの片側が分離に失敗し、その結果としてSTSAT-2A衛星は
予定された軌道から外れ地球に落下した[13]。

2011年3月4日、NASAのグローリー衛星を打ち上げるときにも打ち上げ失敗が起きた。
2009年のOCOの打上げ時と同様、打上げ機がリフト・オフした後、フェアリング分離に失敗し、
衛星は所定の軌道に乗れなかったのである。これによってオービタル・サイエンシズ社の
トーラスXLロケットは2回連続打上げ失敗となった[14]。

2022年2月10日、ASTRA社のRocket3.3 LV0008は、通常であれば第一段切り離し5秒前に
予定されていたフェアリングの分離に失敗した。フェアリングを付けたままの第二段は
正常に分離し第二段エンジンを点火したものの、直後に姿勢を崩し、NASAが主導する
ELaNa41の4つの小型衛星の軌道投入に失敗した[

■製造業者
川崎重工業 - 1993年にH-IIロケットのフェアリングを納入して以降、H-II、H-IIAロケット、
H-IIBロケット、イプシロンロケットのフェアリングを納入している[19][20]。

ttps://ja.wikipedia.org/wiki/ペイロードフェアリング