>>123 宇宙は下記の現象が現れているのなら正確に観測するのは困難になる
>>123 高速を超えた速度を撮影できた実験結果なので拘束より速い動きを撮影できる装置が下記になる

光速を超える「暗闇」の観測に成功:相対性理論を破らず50年前の予測を実証した極限の電子顕微鏡技術
宇宙における絶対的な速度制限として知られる光の速度は、現代物理学の基礎を成す最も重要かつ不動の定数である。アルバート・アインシュタイン(Albert Einstein)が特殊相対性理論で規定したこの限界は、あらゆる物質や […]
2026年3月29日
https://xenospectrum.com/superluminal-dark-points-electron-microscopy/
 前略
特異点は物質を構成する実体のある粒子ではない。エネルギーを運ぶわけでもなく、何らかの情報を別の場所へ伝達する手段として機能するわけでもない。そこにあるのは単なる「波の打ち消し合いが織りなす幾何学的な無の地点」である。物質ではない以上、相対性理論による光速の制限を受ける理由が存在しないのである。非常に巨大なハサミを閉じる時、2つの刃が交差する点が先端に向かって光速以上の速さで移動し得る思考実験や、強力な光源を素早く振った時に遠くの壁に投影された影が光速を超えて移動する現象と同じ原理に基づいている。実体を伴わない幾何学的な点である位相特異点もまた、物理法則を破ることなく超光速で空間を移動することが許されているのである。
 中略
特異点が持つ粒子のような振る舞いについては多くの研究がなされてきたものの、その動的な振る舞い、とりわけ「移動速度」に関する極端な理論予測は長らく実証の機会を待っていた。1970年代にイギリスの物理学者Michael Berryらが提唱したランダムな波の干渉モデルは、特異点の驚くべき運動特性を数学的に導き出していた。その中で最も過激であったのが、特異点同士が対消滅、または対生成する瞬間の直前において、その移動速度が無限大に発散して極端な加速を伴い、光速をも超越するという予言である。
 中略
六方晶窒化ホウ素に波長約7マイクロメートルの中赤外線フェムト秒レーザーパルスを照射すると、光波は材料を構成する結晶格子の振動であるフォノンと強く結合する。この結合によって生み出されるのは、双曲型フォノンポラリトンと呼ばれる光と音のハイブリッド波である。このハイブリッド波の最大の特徴は、波の束全体が進む群速度が極めて遅い点にある。真空中を伝播する光の速度に比べて100倍以上も遅く移動するため、波束の内部で繰り広げられる特異点の振る舞いを高精度に観察するための理想的な舞台を提供した。
さらに、この遅い群速度は単なる観察のしやすさを超えた、決定的な利点をもたらした。群速度が極端に遅いことによって特異点の速度分布の幅が著しく広がり、特異点が光速を超えるような極端なイベントの発生確率が統計的に激増したのである。研究チームの理論解析によれば、仮に同じ実験を自由空間で行っていた場合、光速を超える特異点の割合はわずか0.4パーセントにとどまる。しかし、六方晶窒化ホウ素のプラットフォームを用いることで、位相速度と群速度の比が劇的に変化し、極端な高速度域にあるイベントを圧倒的に捉えやすくなるという逆説的な恩恵が得られたのである。