下記のテータを>>1のデータに組み合わせるとさらに精度が上がるかもしれません

Kavli IPMU、ねじり天秤が超軽量ダークマター探索に有効と証明
2026/04/17 21:29
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20260417-4352561/
東京大学 国際高等研究所 カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)は4月13日、従来の等価原理検証実験に用いられてきた「非対称構造のねじり天秤」が、ニュートリノ質量に近い「サブ電子ボルト領域」における極めて質量の軽い条件のダークマターの直接探索に極めて有効な手法となることを理論的に示したと発表した。
提案されたダークマター探索の模式図。ねじり天秤は、中空の球殻と中身の詰まった実球を組み合わせた幾何学的な非対称構造を持つ。極めて軽いダークマターが頻繁に散乱することで生じる微小な加速度を、この非対称性を利用して検出するとした。(c)Kavli IPMU(出所:Kavli IPMU Webサイト)
宇宙のエネルギー組成は、欧州宇宙機関(ESA)のプランク衛星による宇宙マイクロ波背景放射の観測結果から、宇宙を膨張させる未知のダークエネルギーが約68.3%、通常物質(バリオン)との相互作用が極めて小さく、ほぼ重力のみで相互作用するダークマターが約26.8%、そして通常物質が約4.9%であることが判明している。
観測可能な宇宙の地平線内には約2兆もの銀河が存在するとされ、膨大な数の恒星や惑星、星間ガスなどが存在するが、ダークマターはその5倍以上も多く、まさに宇宙の主要物質といえる。しかし、ダークマターは重力以外で通常物質とほとんど相互作用しないため、その分布は把握できても正体は不明なままだ。候補としてはWIMPやアクシオン様粒子、ステライル・ニュートリノ、ダークフォトンなどが挙げられ、複数の粒子で構成される可能性も指摘されている。
常に無数のダークマターが人体を貫通していると考えられているが、相互作用が皆無に等しいため、世界中で行われてきた実験でもいまだ直接検出には至っていない。従来の探索は、最有力候補とされる「WIMP(弱く相互作用する重粒子)」のような、ダークマターが重い質量を持つと仮定してそこに焦点を当ててきた。WIMPモデルは理論と観測の整合性が高いものの、依然として検出の端緒がつかめていないことから、近年はより広範な質量域への探索が活発化している。