銅イオンの蓄積が細胞の低温死を引き起こす 甲南大学が発見

 甲南大学大学院の久原篤教授らの研究チームは、銅イオンによる細胞死『カプロトーシス』が動物の低温死に関与することを線虫の解析から明らかにした。

 日本では近年、「低温による死者数」が「熱中症による死者数」を上回る年が続いているが、「低温が細胞や体を死に至らせる」仕組みの解明は十分ではない。
 一方、細胞が自ら機能を停止し死に至る「細胞死」の研究は進んでいる。
 細胞内への銅イオン蓄積によって生じる「カプロトーシス(銅誘導性細胞死)」は近年発見された細胞死だが、研究チームはこれが低温死に関与するのではないかと考え、モデル生物「線虫C.エレガンス」を用い研究を進めた。

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大学ジャーナルオンライン 2026年6月2日
https://univ-journal.jp/997692/