2026年4月1日にアポロ計画以来となる有人月周回ミッション「アルテミスII」が実施された。新型ロケット「SLS」によって打ち上げられた宇宙船「オリオン」には4名の宇宙飛行士が搭乗しており、月を周回して4月11日に地球に帰還した。その飛行中の4月6日、同宇宙船が月の裏側において月の影の中を航行した際、月が太陽を完全に隠す宇宙空間での皆既日食の画像が撮影された。米国航空宇宙局(NASA)はこのJPEG画像を広報目的で即時公開した。
この画像には、地上からは観測が難しいFコロナが広い範囲にわたって撮影されており、通常の地上観測では得られない貴重なものだった。そこで研究チームは今回、この画像を解析したという。