実際、約16万光年という地球近傍で発生した重力崩壊型超新星爆発「SN 1987A」ですら、前身のカミオカンデで検出できたのは11個にとどまった。さらに遠方の銀河で発生した超新星爆発ともなれば、スーパーカミオカンデでも検出は至難とされる。近年は、複数のスカイサーベイの稼働により、2026年だけでも6月時点で1000件を超える超新星が登録されているが、スーパーカミオカンデではそれらに由来するニュートリノを捉えた明確な証拠はなく、検出精度の向上が長年の課題とされてきた。