今回の兆候検出は、超新星背景ニュートリノの存在を実験的に示す初の成果となった。ただし、確定的な検出にはさらなるデータの蓄積と解析の改善が不可欠とされた。今後はスーパーカミオカンデでの観測を継続すると同時に、次世代の後継検出機「ハイパーカミオカンデ」(2028年の観測開始予定)との連携による、さらなる感度向上が期待されるとした。

また今回の成果は、宇宙の星形成率や元素合成モデルに強い制約を与えることが期待されるという。特に、中性子星やブラックホールの形成過程、あるいは宇宙の化学進化の理解への貢献が見込まれるとしている。