超新星爆発は、白色矮星の核融合暴走による「Ia型」と、太陽質量の約8倍以上の大質量星の中心核が重力崩壊することで生じる「重力崩壊型(Ib型、Ic型、II型)」の2種類に大別される。両者はエネルギーの放出方法が大きく異なり、Ia型が爆発エネルギーや電磁波などの多方面に分散するのに対し、重力崩壊型はその約99%がニュートリノとして放出される。このため、宇宙にはこれまでに発生したすべての重力崩壊型超新星爆発に由来する無数のニュートリノが蓄積されていることになり、これらは「超新星背景ニュートリノ」と定義されている。