近赤外フェムト秒パルスレーザーを照射すると、溝構造から励起された表面プラズモンポラリトンによって量子ドットから「2光子蛍光」が発生する。通常の蛍光は、物質が1個の光子を吸収して発光する現象であり、この2光子蛍光とは、2個の光子をほぼ同時に吸収することで発光する現象を指す。通常よりも長波長・低エネルギーの光を用いて発光を誘起できる点が特徴である。今回の研究では、この2光子蛍光を顕微鏡で観測することで、表面プラズモンポラリトンの伝搬に対応した縞模様を画像として取得することに成功した。