>>1によって下記のブラックホールの作用による軌道が解明が進むのか
天の川銀河の中心を高精細に撮影、約6,000万個の恒星がをとらえた美しい画像
最も広範囲で詳細な天の川銀河の中心部の画像を、欧州宇宙機関(ESA)が公開した。約6,000万個もの恒星をとらえた美しい画像の数々を紹介していこう。
2026.07.02
https://wired.jp/article/esas-euclid-captures-the-milky-ways-crowded-heart/
鍵を握るのが、有力な探査手法のひとつになると考えられている「重力マイクロレンズ法」である。この画像は重力マイクロレンズ法で発見された太陽系外惑星の存在の確認と、質量の測定を助ける重要なデータを提供することが期待されるという。
欧州宇宙機関(ESA)のユークリッド宇宙望遠鏡。口径1.2mの主鏡を備え、可視光と近赤外線で観測可能だ。そのミッションは、宇宙の膨張の歴史と宇宙の大規模構造の形成過程を詳しく調べ、ダークマターとダークエネルギーをより深く理解することにある。そのために可視光カメラ(VIS)や近赤外分光測光器(NISP)などの観測装置が搭載されている。
 中略
なお、この画像に関する論文は査読前だが、研究者が論文を公開するプラットフォーム「arXiv」で公開されている。
 中略
撮影時間は約26時間
今回の画像は、ユークリッド宇宙望遠鏡が可視光カメラ(VIS)を使用して撮影した。VISは約100億光年先まで遠方の銀河を観測できるように設計されており、感度と鮮明さはハッブル宇宙望遠鏡の広視野カメラ3(WFC3)に匹敵する。しかも、広い領域をまんべんなく撮影するサーベイ観測が想定されていることから視野は広く、WFC3の約270倍にもなるという。
 中略
今回の撮影対象となった領域。天の川銀河の全天マップ上に示されている。
 中略
画像は2025年3月23日に約26時間かけて撮影されたもので、9個の観測点を組み合わせたもの。1個の観測点は満月より広い範囲をカバーしているという。
【画像4】検出器から出力された状態の画像は、9個の観測点を組み合わせたモザイク状になっている。冒頭の画像はこの画像を見やすく形を整えたものだ。
 中略
その撮影スピードは特筆すべきものだ。ハワイにある口径10mのケック望遠鏡は、世界最大級の地上望遠鏡として知られる。その実力をもってしても、この9つの領域を同じように撮影するには約2,000時間を要するというから、ユークリッド宇宙望遠鏡の撮像の速さがよくわかる。
画像には約6,000万個の恒星だけでなく、星団や星雲なども写っている。まずは天の川銀河の中心に位置する丸い膨らみのバルジだ。バルジは主に年月が経った比較的低温の恒星が密集していることから、このように黄色く輝いて見えるという。
 中略
続いては星団だ。この画像には、地球から約8,700光年ほど離れて位置する散開星団「NGC 6451」が写っている。
次の画像の中央に黒い雲のように見えているのは、ガスとちりが濃く集まった領域である暗黒星雲(分子雲)「LDN 10」だ。多量のちりを含むことで背後の光がさえぎられ、まるで黒い雲のように見える。
中央に黒い雲のように見えているのが暗黒星雲「LDN 10」。暗黒星雲は、冷たいガスやちりが周辺より濃く集まった塊のこと。
最後の画像も星雲だ。中央で赤く輝いているのは、輝線星雲「G000.583-00.870」。輝線星雲とは、近くにある高温の恒星が放射する紫外線によってガスが電離され、自ら輝いている星雲である。
なお、ユークリッド宇宙望遠鏡のオリジナルの画像は白黒だが、公開された画像は追加観測のデータに基づいて色が加えられている。
上の4枚の画像の天の川銀河における位置と、今回公開された画像における位置を示した画像。