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>>これまでの研究で、冬眠は哺乳類・鳥類・昆虫・両生類・魚類など実に幅広い種に存在する能力となっています。
>>冬眠状態になった動物は体温・心拍数・酸素消費量を劇的に低下するだけでなく、脳活動は検出できないまでに低下し、極端な種では呼吸も10分に1回になるなど、生命活動を極端に鈍らせます。
>>冬眠する目的は主に仮死状態になることで食糧不足や極端な寒さに耐えることですが、一部のコウモリや鳥類は夜になるたびに昏睡状態になることも知られています。
>>しかしさまざまな動物たちがいったいどんな仕組みで冬眠するかはほとんど知られていませんでした。
>>しかし2020年に行われた2つの研究(研究1と研究2)により、1つの転機が訪れます。
>>この実験では遺伝子操作されたマウス脳の視床下部の一部を、化学物質などで活性化すると、十分なエサがあるマウスでも体温が20〜25℃に低下し、冬眠のような非常に不活発な状態に誘導できることが発見されました。
>>>この結果は、脳に冬眠を開始させるスイッチのようなものが存在する可能性を示すものになりました。