メインフレーム用オープンリール式テープドライブについて言えば、IBM、富士通、NECの各社は、同じ9トラック形式を採用している限り、性能は概ね同等でした。富士通とNECはIBMの9トラックテープと互換性のあるドライブを製造していたため、記録容量はブランドそのものよりも、主にテープの長さや記録密度に左右されました。

一般的な2,400フィートのリールの場合:

IBM:1,600 cpi(1インチあたりの文字数)で約50MB、6,250 cpiでは、フォーマットやデータブロッキング(データのブロック化)の方式にもよりますが、およそ125〜170MB程度の容量となりました。

富士通およびNEC:両社の互換9トラックドライブも同様の記録密度を採用していたため、設定条件が同じであれば、1リールあたりほぼ同量のデータを記録することが可能でした。

つまり、単純に比較すると、記録容量は同程度であり、各社の違いは、ドライブの具体的なモデル、処理速度、信頼性、そして互換性の面で見られました。

ここまでLTO登場前の話で次の3480がカートリッジ式のLTOの前身
1980年代には、各社はIBMの3480カートリッジ形式(容量200MB)に対応したドライブも製造していました。