ここで唐突に情報の整理と、OCメモリ使用者に向けた各周波数ごとのJEDEC準拠の数値を書いておく

tREFIで設定される時間毎にメモリはセルフリフレッシュを行ってデータを保持している
1回のリフレッシュにかかるサイクル数はtRFCで設定される
従って、Disturbanceエラーの軽減には、tREFIを短くすることとtRFCを長くすることが有効
尚、tRFC/tREFIはリフレッシュペナルティーの指標とされている
セルフリフレッシュが頻繁になる分データの読み書きに使える時間が減るので、パフォーマンスは落ちることになる

DDRメモリは64ms以内にリフレッシュされるよう規格として定められている
Rowは8192なので、64ms/8192=7.8125ns毎にメモリセルをリフレッシュしていくようにすれば、メモリ全体が64ms毎にリフレッシュされる事になる
というわけでtREFIは7800nsと定められており、85℃以上の高温での動作やOC時、不安定なメモリなどではこの値を下げる(通常は半分にする)
GigabyteのZ97マザーボードで設定できるtREFIは実際はtREF
tREFIは単位が時間なのに対してtREFはサイクル数なだけで、換算は簡単
例えばDDR3-1600ではバスクロックは800MHzなので、tREF=7800ns×800Mhz=6240T

リフレッシュコマンドでかかる時間は4Gbitチップで300ns
例えばDDR3-1600ではバスクロックは800MHzなので、tRFC=300ns×800Mhz=240Tとなる

DDR3-1066 tRFC:160 tREFI:7800(tREF:4160)
DDR3-1333 tRFC:200 tREFI:7800(tREF:5200)
DDR3-1600 tRFC:240 tREFI:7800(tREF:6240)
DDR3-1866 tRFC:280 tREFI:7800(tREF:7280)
DDR3-2000 tRFC:300 tREFI:7800(tREF:7800)
DDR3-2133 tRFC:320 tREFI:7800(tREF:8320)
DDR3-2400 tRFC:360 tREFI:7800(tREF:9360)
DDR3-2600 tRFC:390 tREFI:7800(tREF:10140)
DDR3-2666 tRFC:400 tREFI:7800(tREF:10400)
DDR3-2800 tRFC:420 tREFI:7800(tREF:10920)

参考文献
http://utaharch.blogspot.jp/2013/11/a-dram-refresh-tutorial.html
http://lca.ece.utexas.edu/people/kaseridis/papers/MICRO_2010.pdf