ブラウザのブックマークではなく、あえて大量のタブを開いたままにする
(タブを溜め込む)ことには、明確な心理的・機能的な理由があります。
多くのユーザーがブックマークを使わずにタブを維持する主な理由は以下の通りです。

1. 「忘却」への恐怖(視覚的なリマインダー)

• タブ: 画面上部に常に表示されているため、「まだ終わっていないタスク」や
「後で読むコンテンツ」が視覚的に自己主張し続けます。
• ブックマーク: 保存した瞬間にフォルダの奥底に隠れてしまい
存在自体を忘れてしまう(ブラックホール化する)ため、記憶から消えるのを
防ぐためにタブのまま残します。

2. 作業コンテキスト(文脈)の維持

• タブ: 論文の執筆、旅行の計画、商品の比較など、特定のプロジェクトに関連する
複数のページを「一目で見渡せる状態」に保てます。ページの進む・戻るの履歴(コンテキスト)も
維持されます。
• ブックマーク: ページ単体を孤立して保存するため、当時の作業の流れや、なぜそのページを
開いていたのかという文脈が失われがちです。