Jasna v0.12.2で増えた「LTXエンコーダー/デコーダー」(VAE)設定について

LTXは「動画を読み込む→AIが直す→動画に戻す」の3段階で動いてて、VAEは最初と最後の「読み込む」「戻す」担当
選べるのは full(一番きれい、一番遅い)、half(速い)、max(最速、少しやわらかい)の3種類
自動(既定)だと、Basicは軽いhalf+max、Standard以上は一番重いfull+fullになる
v0.12.1まではStandardも軽い方だったから、v0.12.2のStandardが遅くなったのはこれが原因

■測定サンプル(RTX 5060 Ti、1080pの30秒、高速モード)
・Basic + 軽いVAE(既定):156秒
・Standard + 軽いVAE:170秒
・Basic + 重いVAE:180秒
・Standard + 重いVAE(既定):195秒

■見た目
5通りの結果を同じ場面で見比べたけど、この動画ではどれも違いがわからなかった
数値で比べると少しずつ違うけど、目で見てわかる差ではなかった

■結論
・長い動画はBasic + 高速モード(VAEは自動のまま)が一番お得、Standardより2割くらい速い
・Basicがぼやけて見える動画なら、Standardに上げて、VAEは軽いhalf+maxにする
 「Basicのまま重いVAE」より速くて、変化も同じくらい
・Good以上のモデルは、VAEを変えても速さはあまり変わらないから自動のままでOK

■設定のしかた
GUI:エキスパート表示の「LTXエンコーダー」「LTXデコーダー」
CLI:--ltx-vae-encoder half --ltx-vae-decoder max

■補足
・試したのは実写1本の30秒だけ、大きなモザイクのアップ、4K、アニメだと差が出るかも
・組み合わせを変えて最初の1回目は準備(数分)が入る
・VAEはモザイクの取り残しやちらつきには関係ない、そっちは検出しきい値や--ltx-overlapなどで調整する