リーマンの悲哀でも書いておくか。
最近よく耳にする話だ。
コロナ禍でボーナスカットは仕方ないし諦めたが、周囲の会社は基本給削減まで手を付けだしているという。
日々コロナ感染に怯えながらも、皆やっているじゃないかと自からを鼓舞し、やせ我慢しながら通勤している。
手持ちの小遣いは500円玉一つ。ニコマル弁当を買って昼食をすませるも、コーヒーは
セブンで2日に一回の100円コーヒー。残りの金は溜めて、月に1回安い居酒屋の外にある席で一人飲む。
妻のパートは時間が制限されてだんだん短くなり、このごろは、やがて仕事がなくなるかもしれないと零す。
仕事が空いている日は職安で仕事を探すも、コロナ前には山ほどあった応募が消えている。
これはと思って電話するも、どこも判で押したように「既に決まりました」の決まり文句だ。頼まれて、とりあえず応募を出しているだけではと
訝る妻。それほど仕事がない。
一度だけなら賞与カットも何とか凌げそうだが、二度目は無理。だが、コロナは終息どころか収束さえしない。
化粧品代がもったいないと100円ショップで安い口紅等を買ってきているようだ。
マスクも、使い捨ての不織マスクはもったいないと、繰り返し洗っては使える布マスクを、それも
自分で手作りをしている。それは効果が薄いとは口に出せない。おそらく彼女もそれを知っているからだ。
そんな妻に、基本給が下がるかもしれないと言えますか?
足りない金はこっそりノンバンクで借りているが、金利が嵩み、そろそろ行き詰りそうだ。
これでリストラされたら、どうなってしまうんだろう。
こんな人が稀でなくなっているのだ。