中国産・プラスチック米でインドネシア怒り心頭 将来のコメ不足見据え、自給の動きが加速

インドネシアで中国産とみられるコメに、塩化ビニール製のプラスチック米が混入していたことが判明し、大騒ぎになっている。

食品テロの可能性も

現地からの報道によると、問題のコメは中国から輸入されたもので、コメと一緒にビニール管などに使うポリ塩化ビニール(PVC)で作られたコメ粒状のものが混ざっていたという。西ジャワ州ブカシで、そのコメを使ったお粥(かゆ)を食べた客が異常を訴えたのが発端だ。

中国では、ジャガイモなどの粉末に合成樹脂を混ぜたプラスチック米が出回り、問題になっている。これまでにシンガポールやマレーシアでもプラスチック米が話題になったが、実際には被害は出ていなかった。インドネシア政府は流通ルートの特定と、何のためにこうしたPVC入りのコメが売られたのかを、食品テロなどの可能性を含めて調べている。既に中国側にも協力を依頼しているという。