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ブルーム・エナジーの株価は午前の取引で10.7%下落し、276.16ドルに達している。前日に記録した52週高値から急反落した形で、過去1年間で市場最大級の上昇を見せた銘柄に対し、モメンタム投資家が利益確定に動いている。同株は過去12カ月間で1,300%超の急騰を遂げており、センチメントが少し変化するだけで急落しやすい状況にあった。
最も直接的な下落圧力は、ここ数日で顕在化した競合環境と割高感という二つの逆風が重なったことに起因する。シェブロンとマイクロソフトがテキサス州のデータセンターに天然ガスタービンを採用するという契約が明らかになり、AI インフラの電力供給競争においてブルーム・エナジーの燃料電池技術に有力な代替手段が存在することが示された。また、米エネルギー省が175億ドルの原子力エネルギー向け融資を発表したことで、さらなる競合電源が議論に加わった。さらに、著名な空売り投資家のジム・チェイノス氏がAIエネルギー分野はバブル状態にあると公言し、同株がアナリストのコンセンサル目標株価を大幅に上回る水準で取引されていたことを踏まえ、その見方が支持を集めている。バークレイズが6月23日に目標株価を276ドルに引き上げた一方で「Equal Weight(中立)」の格付けを維持したことは、事実上、現在の取引水準に上値の壁を設けた形となり、さらなる上昇余地への懐疑論を強めている。