大分県で去年、10代の小学生に対し、性的暴行を加えるなどの罪に問われた元小学校教員の初公判が6日、大分地裁で開かれ、被告は起訴内容を全面的に認めました。

不同意性交や性的姿態撮影処罰法違反などの罪に問われているのは、大分市に住む元小学校教員の佐藤与幸人被告(30)です。

起訴状などによりますと、佐藤被告は大分県内で去年6月と7月、13歳未満と知りながら勤務していた小学校の女子児童(当時10代)に性的暴行を加え、その様子を動画で撮影した罪などに問われています。

大分地裁で6日開かれた初公判で、佐藤被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察側の冒頭陳述によりますと、佐藤被告は勤務先の小学校で被害児童と知り合いました。

児童が休み時間などに佐藤被告の担任する教室へ遊びに来るようになり、距離が近かったことから、次第に「体を触りたい」という欲求を抱くようになったといいます。

周囲の同級生から口出しをされないよう、被告は「ほかの児童が登校してくる前の時間」に会うことを提案。
ほぼ毎日、朝の教室で2人きりで過ごすようになり、着衣の上から性的行為をするようになりました。

被告は児童に対し、恋愛感情を抱いている気持ちも伝えていました。

その後、2人はSNSでのメッセージのやり取りを開始。佐藤被告はメッセージ上で性的なやり取りを重ねたほか、露出した状態の児童の姿を自身で撮影させて送信させたり、ビデオ通話中に画面録画したりしていました。

検察は「いわゆるグルーミングにより、被害者を性的に懐柔していった」と指摘しました。

そして、佐藤被告は去年6月22日と7月29日にドライブに連れ出し、路上駐車した車内で性的暴行を加え、その様子を撮影したということです。