証券口座乗っ取り、7月は「1件」 不正対策が奏功
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB104E10Q6A810C2000000/
金融庁は10日、証券会社の口座が乗っ取られた問題で7月に発生した株式などの不正売買金額が約0.02億円だったと発表した。4カ月連続で前月を下回った。
不正取引の件数は1件で、同庁が公表する2025年1月以降で最低となった。
不正アクセス件数も14件で過去最低となった。日本証券業協会は偽サイトに誘導して個人情報を盗むフィッシングに耐性のある、高度な多要素認証をログイン時などに必須とした。
証券各社も端末内に暗号鍵を生成する「パスキー」を用いた認証を必須にするなど対策を講じている。
対策が一定の成果につながったほか、口座保有者の詐欺などへの危機意識も高まり不正売買が落ち着いてきたとみられる。
25年1月からの累計の不正アクセス件数は1万9142件、売買額は8200億円となった。