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ゴーストをやっていて,ある種の感慨を感じる瞬間。
(その1)
まれに前書いた本が増刷され、印税(のお裾分け)が入ってくることがある。
「著者」が10%だとして、800円の新書が5000部増刷で印税40万円。
良心的な著者だと、「お礼」みたいな感じで製作会社(編集プロダクションとか)に10万円、
さらに下請けのゴーストライターに5万円とかくれるケースもある。
通帳に振り込まれた5万円の数字はいろいろな感情を呼び起こす。

(その2)
自分が代筆した本を、古本屋で見つけること。
タレント本や,ビジネス書など、ある程度部数を刷る本の場合、
発売後1か月くらいたつと、ブックオフなどの新古書店に何冊も並ぶことがよくある。
それはそれだが、取材などで遠くに旅行したときなど、その地の古本屋にぶらりと入り、
以前かいた代筆本を見つけたりすると、非常に懐かしく、つい買ったりする。
この本がどういう人の手に渡ってここまでたどり着いたのか、これも感慨深い。