1,000倍改善したMajorana 2:それでも物理学者が「証明なし」と断言する理由

 量子ビットの寿命が1,000倍改善されたと発表された翌日、物理学者たちは「それが量子ビットかどうかさえ証明されていない」と断言した。
 Microsoftが2026年6月3日のMicrosoft Build 2026で公開したMajorana 2チップの発表資料は、パリティ寿命を前世代の最大12ミリ秒から平均22秒へと劇的に延ばした数値を示している。
 しかしHenry Legg氏(セント・アンドリュース大学)はプレプリント公開直後に「提示されたデータのどこにも、トポロジカル量子ビットやMajoranaが実在することの証明はない」と述べた。
 問題の核心は数値そのものではなく、測定の種類にある。
Majorana 2が示した改善はZ測定(単一ワイヤ内の電子パリティ)の延伸であり、MZM(Majorana零モード)の非局所性を直接確認するX測定のデータはプレプリントに含まれていない。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

xenospectrum 2026年6月3日
https://xenospectrum.com/majorana-2-topological-qubit-proof-controversy