外国人ヘイトを巡る鶴ケ島市議とフリージャーナリストの訴訟、東京地裁は名誉毀損も反訴も棄却:東京新聞デジタル

2026年10月29日 20時05分

 交流サイト(SNS)で外国人差別に反対する発信をしたところ、「テロ組織員」などと投稿され名誉を傷つけられたとして、埼玉県鶴ケ島市の福島恵美市議(45)がフリージャーナリスト石井孝明氏に220万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は29日、請求を棄却した。

 判決などによると、外国人差別を巡る福島市議のSNS投稿に対し、石井氏がX(旧ツイッター)に「テロ組織PKK女性要員」と投稿。本村洋平裁判長は判決理由で「批判的な趣旨の比喩表現に過ぎず、社会的評価を下げるとはいえない」と判断した。

 一方、福島市議が石井氏の情報発信を巡り記者会見で「差別ビジネス」などと発言して名誉を傷つけられたとして、石井氏が福島市議に220万円の賠償を求めた反訴も「ことさらに人格を攻撃するような表現は見当たらない」などと退けた。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/524816